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« ”RS125”ウォターポンプのオーバーホール・・・交換したパーツの状態 | トップページ | 慣らし中・・・ »

2016年2月11日 (木)

”RS125”、腰上・ウォーターポンプのOH終了・・・・作業画像他

”アプリリア・RS125”、腰上・ウォーターポンプのオーバーホールが全て終了しました。


作業をお願いしたショップさんに、記録を画像として残して頂けないかお願いした処・・・快く引き受けて下さいました。

以下、作業の順を追ってアップしてみます・・・


外装を取り外した様子・・・
O5

O10

O11

排気口廻りの汚れの状態・・・
01

綺麗に清掃されました・・・
O4

ウォーターポンプのオーバーホールの為にギヤケースカバーを取り外します。
O20
ギヤシフトシャフトのオイルシールも交換しました。

オイルポンプを取り外し・・・
O21

カバーを取り除き・・・
O27

クラッチ、バランサーギヤ等々が見えます・・・
O26
金属バランサーギヤの状態は全く問題ありませんでした。

O31_2
左側にある”アイドルギヤ”と、”ウォータポンプ”は取り外されてます。

取り外された”ウォーターポンプ”・・・前回のオーバーホールから9,000キロ
O22
ハウジング廻り、ウォータージャケットとギヤケースとの隔壁のをシールする”O-リング”間が結構汚れてますね・・・

ハウジング内のオイルシールを取り外し・・・
Cimg1285
このオイルシールはカート品から流用・・・
ハウジング内、2つのオイルシール間はグリスとクーラントの混じったカス?の様な物が見えます
O23
ここからエンジン外部へクーラント液が漏れてました。

ポンプシャフトは傷と摩耗が・・・
W3
ポンプシャフトは前回交換していません、因って”23,000キロ”使用した事になります。

綺麗にして・・・オイルシール自体は目視では傷んでない様な気がします。
O24
オイルシール自体は、9,000キロでも問題ないかもしれませんね・・・
やはりオイルシールとシャフトは同時交換が必須の様です。

取り外したパーツ・・・
O25

新しいオイルシールの組込み・・・
O28
真ん中が使用されてたもの、右が新しいオイルシールにインペラとシャフトです。
今回組み込むオイルシールは・・・
SKF・ラジアルシャフトシール”HMSA10(ダストリップ使用)
  10×26×7㎜

組込み・・・
O29
グリスは、”モリコート111”・・・

組み込んだ状態、インペラ側から・・・
O32
今回、ケーシングに使用したO-リングは・・・
O-リング・・・航空機用”O-リング・AS568規格”
サイズは・・・1.78㎜±0.07×26.7㎜±0.25(線形×内径)
材質はフッ素ゴムを選択・・・

ピニオンギヤ側から・・・
O33

左のこの穴に挿し込み・・・
O30

アイドルギヤと共にセット・・・
O34
この後、カバーを取り付けオイルポンプをセットしてウォーターポンプのOHは終了・・・


エンジン腰上の作業に・・・

シリンダーヘッドカバーを取り除くと・・・
O6
シリンダーヘッドが見えてます。

排気バルブを取り除き・・・
O7

シリンダーヘッドを開けると・・・
O8
ピストンが見えて来ます・・・

O9

シリンダーを取り除き・・・
O12
流石にピストンの上部は真っ黒・・・

ピストン側面の状態・・・
O13

O14

O15

O16

ピストンの内側・・・
O17

シリンダー内の状態・・・
O18
ピストンやシリンダヘッドとは違い、シリンダーの内部って意外と汚れてない事が多いそうです。
今回は傷も無く、当然ニカジルメッキの状態も全く問題ありませんでした。

”シリンダー”と、”ピストン”とのクリアランスの計測・・・
Cimg8539
シリンダーサイズは、タイプ”B”・・・54.015~54.025㎜
計測結果はシリンダー内は54.02mmでした。
結果、使用したピストンは・・・
《 Wossner Piston kit”8027DB”》
Bグレード・53.96mm(鍛造品) 

ピストンの組込み・・・
O35

O36

O37
ここで使用されたシリンダーベースガスケットは0.8mmです。
作業の途中でピストンを再手配する事となりかなり間が空いた事や、その間の連絡の行き違い等でシリンダーベースガスケットが元々装着されてた0.3mmでなく0.8mmが装着されました。
気が付いたのは車両を受け取り交換部品をチェックした時に判明したので、取り敢えず慣らしがてら50キロくらい走って考えましたが・・・

RS125のカタログ上の圧縮比は12.5kg・f/cm2±0.5 とあります。
RS125のボア・ストローク54×54.5mmから燃焼室の容積を計算上導き出し、それを元にシリンダーが0.5mm上がると計算してみると(計算間違いが無ければ)、圧縮比は約11.4kg・f/cm2に落ちる事になる様です。(2ストロークの場合の圧縮比は、厳密にはシリンダーにポートがあるので4ストロークの様には算出できない様です。よってこの数値だけを参考にしないで下さい)

2ストローク小排気量車で、圧縮が落ちた事によるパワー低下は出来れば避けたいので考えた挙句・・・、
研磨された定盤の上で計測したところ、”Wossner”のピストン形状が純正品とほぼ同形状、頭頂部周辺は0.1mm下がり気味なのを確認した上で、もともと装着されてた0.3mmのガスケットに交換する事になりました。

ただ、ガスケットの厚みを正確に決める上ではスキッシュエリアを計り決定する事が望ましい様で、私がその事を教わったのは交換作業を依頼しショップさんでの作業が終了間際だったのでこの度はスキッシュエリアの測定に及びませんでした。

因みに、私は詳しくはありませんがROTAXのマニュアルには、”スキッシュギャップ・1.5㎜前後±0.25?”とあるそうです。
どうしても気になる場合は、自らスキッシュギャップを確認した上でガスケットの厚みを決める事をお勧めします。

そして・・・昨夜バイクを預けて今日の夕方には”0.3mm”のガスケットに装着し直され、その直後40キロくらい走って来ました。

ショップさんで交換作業に入り、再び開けられたシリンダーと0.8㎜のガスケットで50キロ強慣らし走行したピストン・・・down
Oo1

シリンダーベースガスケット・・・
Oo2
左・・・0.3mm 右・・・0.8mm
ただ、0.3mmのガスケットは流石に薄くガスケットとしての効果も厳しそうなので、ショップさんのご判断で液ガスを少し塗って装着したそうです。

結果・・・
慣らしがてらの走行で、各ギヤの回転数5000~6000rpm以下での試走ですが、最初0.8mmで慣らしてる時は普段5000rpm縛りで走る事がないのでかたるくて仕方なく・・・ボ~~って感じで・・・『なんだかな~こんなだったかな?』って感じでした。もっとも走行する上で支障がある訳ではありません・・・高回転まで回せればそれはまた違う顔を見せてくれるかもしれない感じはあります。

そして、0.3mmでは・・・・低いギヤから上のギヤ全て5000rpm以下とはいえ、0.8mmのガスケットの時より後輪に伝わる力にパンチが効いてとれました。
OH前もこれに近い感じだったな~って思い出された次第です。
僅かな差とはいえ感じ取れるのは間違いないってレベルなので、取り敢えず0.3mmに戻して正解だった気がします。
どちらにせよまだ慣らしは続くので詳しいインプレはその後にでも・・・


インテークマニホールドの状態・・・
O38
ゴムに亀裂が入って来てます・・・

ショップさんでシーラー処理・・・
O43
使用したのは、信越シリコン 1液型RTVゴム KE45B

リードバルブの状態・・・
O39

リードバルブの取り付け口・・・
O41

リードバルブの組込み・・・
O42

シリンダー取付け・・・
O44

O45

O46

排気バルブの清掃と取付・・・
O47

分解、各パーツの状態・・・
O48
今回はO-リングとステムシールも交換・・・

シリンダーヘッドのスラッジ・・・
O49

全てを綺麗にして・・・
O50

排気バルブも組込まれ・・・
O51

シリンダーヘッドを取り付け・・・
O52

シリンダーヘッドカバーも取り付けてプラグを装着・・・
O53

暫くは慣らし運転になるのでプラグは”NGK-BR9EG”に・・・
O54
ここで、クーラントパイプも接続されてます。

ショップさんの方で、エンジンマウントを兼ねたフレームも綺麗に塗装して頂いたようです。
O55

ここに付いてたフレームです・・・
O56
よく見るとシリンダーに接続されていてこれを取り外さないとオーバーホール出来ない構造の様ですね・・・^^;

ラジエターも再塗装して頂いてました。
O57

チャンバーは傷んだ排気口廻りを耐熱艶消しブラック塗装済み・・・
O61

オイルタンクからの出口・・・
O58
フィルター、キャップ廻りを新品に交換・・・



全ての作業が終わり・・・
O59

O62

ショップさん自ら確認の為、試運転して頂いてました。
O91


以上、今回の作業の様子でした~


無理言って、130枚あまりの記録画像を撮って頂いたショップさんに大変感謝致します。


走行距離、22,000キロを目途に腰上OHを予定しパーツを手配しだしたのは去年の8月の事・・・途中でウォーターポンプのOHも重なり、構想から約半年経過しこの2月・・・なんとか、23,000キロでのOHの終了です。



(ウォーターポンプ関連過去記事)
http://norinori-bike.cocolog-nifty.com/blog/2015/11/post-aa8e.html
http://norinori-bike.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/post-d40f.html
http://norinori-bike.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/rs125-ded3.html
http://norinori-bike.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/post-8ad3.html
http://norinori-bike.cocolog-nifty.com/blog/2015/10/rs125-ded3.html
http://norinori-aqua.cocolog-nifty.com/blog/2014/11/post-73cf.html
http://norinori-aqua.cocolog-nifty.com/blog/2015/01/post-8de4.html



(オーバーホールに関する過去記事・・・)
http://norinori-bike.cocolog-nifty.com/blog/2016/02/post-9a75.html
http://norinori-bike.cocolog-nifty.com/blog/cat62170128/index.html
http://norinori-bike.cocolog-nifty.com/blog/2016/02/post-550a.html
http://norinori-bike.cocolog-nifty.com/blog/cat62170128/index.html
http://norinori-bike.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/post-82be.html
http://norinori-bike.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/post-9ec4.html
http://norinori-bike.cocolog-nifty.com/blog/2016/01/post-61b8.html
http://norinori-bike.cocolog-nifty.com/blog/cat62170128/index.html
http://norinori-bike.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/post-c7af.html
http://norinori-bike.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/rs125.html
http://norinori-bike.cocolog-nifty.com/blog/2015/08/post-521c.html



《参考資料》
RSメンテナンスマニュアル関連
http://www.carlsalter.com/pdfs/Aprilia_RS125%20Repair_manual_2006.pdf
http://apriliaforum.xrea.jp/manual/122,125%20Rotax%20Manual_Reparatie_1996.pdf
http://www.rs125.it/public/wiki/index.php?title=Categoria:Manuali_meccanica


アプリリアRSパーツ図面
http://ping.blogmura.com/xmlrpc/8vu0v16o3i5j
http://www.apriliagenuineparts.co.uk/catalogue-rs-125-2006-2010-62.php


RSパーツが入手できる海外ネット通販
http://www.pjme.co.uk/acatalog/Aprilia_RS1252.html
http://www.af1racing.com/store/Scripts/prodList.asp?idCategory=1508


ROTAX・MAXカートエンジンパーツ
http://www.next-one.org/index_lineup_top.htm

国内通販ショップ
http://www.spiralspinner.jp/
http://www.spiralspinner.jp/products/detail.php?product_id=18696
http://www.spiralspinner.jp/products/detail.php?product_id=18695




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メンテナンス」カテゴリの記事

コメント

各部再塗装に画像まで撮ってくれるなんて、本当に素晴らしいショップさんですねー!
自分で弄ってても、あっ!画像撮るの忘れた…なんてありますよね。

慣らし終了後、ピストンの軽量化の効果が楽しみです。

こんばんは、ゾフィさん。
 オーバーホールも終わり、後は慣らしですね。
 ここまですれば、一時は大丈夫ですね。
 またお会いする時を楽しみにしています。
 ~シカゴを聞きながら~

☆azuyuzuさん、”どうせバラすなら普段目に付かない処まで見ますよ!”って言うショップさんなので細かい処まで見て頂けます。
インテークマニホールドや、オイルタンクの出口なんかも以前から気になっていたんですが早速目に止まったそうです。おかげで後々気にしないで済みました^^
画像は駄目もとで言ってみたのですが、色々な車両を扱われていて普段から記録画像をかなり取られてる様子だったのでお聞きしたところ気軽にOKして頂きました。
130枚くらい撮られていたのですが有難い事に料金割増も無かったです^^
自分でメンテしてもこんなに撮れませんよね~~^^;
取り敢えず500キロまでは我慢して慣らして、徐々に上げて行くつもりです。
今回の記事が少しでもお役に立てるなら嬉しいです^^

☆猫さん、こんばんは!
オーバーホール何とか終わりました。
早く慣らしを終えて気持ちよく走り出したいですね!^^
これで、また何時ものコースに出て行けます、お会いできる事を楽しみにしています^^

シカゴ・・・最近聞いてませんね~^^;
たまには聞かなきゃいけませんが、ゆっくり浸って聞けるのは車の中くらい!(家族と趣味が違うもので・・・^^;)
でも、サイドバーに上げているアルバム以外にも聞いてるんですよ~
最近よく聞くのは・・・ボン・ジョヴィとエアロスミス、かな~

こんにちは。
今日は雨降りです。明日も雨予報ですね。
今週は乗れません!

今回の作業で、これほど写真を撮ってもらえるなんて
嬉しいかぎりですね。
これからの整備に大いに役立つと思います。

これなら整備も安心で納得できますよね。

自分の作業スペースは屋根なし駐車場ですから、時には炎天に焼かれ、時には寒風の吹きさらしに凍えながらの作業となります。
身体的苦痛から、投げやりな作業となり、これが新たなトラブルの遠因となったりしますw
屋根付きの落ち着いて作業できるスペースが欲しいです。

これだけ丁寧に組み直してもらえたら、私のようなつまらないトラブルに遭う可能性はゼロに等しいでしょうね。

☆ななくまさん、雨ですね~~^^;
でも、昨日は夕方に少し雨が上がったので市内を少し駆けたところ途中から大雨!慌てて帰りました・・・^^;
そして、今日も午後から菊川まで駆けましたが、雨がまた降りそうなので早目に帰ってバイクを磨きました。
それでもここ数日で、230キロくらい慣らし運転しましたよ!^^

これだけ画像を撮ってもらえると、後々かなり参考になります。
参考にはなるけど、自分でやろうと思うとこれほど上手くはいきませんよね~^^;
やっぱりプロにお任せした方が安心ですね・・・^^

☆ハンサムラミーさん、屋根なし駐車場であれほどメンテされるのは大変でしょうね^^;
私は駐輪場なので屋根は辛うじてあるんですが、短時間ならともかく長時間の作業となると充分なスペースが確保できません・・・
それ以上に、バラすと元通りにするのにどのくらいかかるか・・・^^;
慣れない作業は終わっても色々な不具合に気がつかいないままって事はありますよね~
後で問題が発覚して判ったり・・・でも、そんな事を繰り返さないとスキルは上がらないんですよね・・・
判ってはいるのですが、やっぱりバイクをじっくり眺めながら落ち着いて作業が出来る自分の場所が欲しいですね!!^^
普通なら画想を残すのって自信がないと出来ないと思いますし、色々な技術を見せることにもなるので迷惑な話と思いますが、快く引き受けて頂けたショップさんに感謝です。
後は、組み上げた部品を壊さない様にしっかり慣らしをしたいと思います。

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