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« イギリスから、ピストン到着・・・ | トップページ | ”RS125”腰上オーバーホール・・・使用したピストンの検証 »

2016年2月 4日 (木)

”RS125”腰上・ウォーターポンプのオーバーホール・・・その3”ピストン組込み”

アプリリア”RS125”、ピストンが組み込まれました・・・

先日持ち込んだ、”Wossner”の 鍛造ピストンですが車体に組み込まれた様なので仕事帰りに拝見しに行きました。

Q1
シリンダーヘッドはまだ組み込まれてない状態で、シリンダーの中を見る事が出来るのは今回はこれで最後でしょうね・・・

もう少しアップすると・・・down
Q2
吸気経路の方は、リードバルブ~インテークマニホールド~キャブレターまで接続されています。
その先のエアークリーナーボックスや、排気経路の排気バルブ~チャンバー~サイレンサーはまだ接続されてない状態です。

シリンダー内を更にアップ・・・down
Q3
装着されたピストンは・・・
《アプリリアRS125 Wossner Piston kit”8027DB”》
”8027DB”の”B”って言うのが、Bグレード・53.96mm 

ショップさんで計測した処・・・(画像はショップさんから拝借)
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シリンダー内径は先日私が計測したように上から下まで綺麗に”54.02㎜”だったそうで、マニュアルに記述したあるシリンダーサイズ”B”の公差範囲である54.015~54.025㎜の真ん中の数値だったそうです。
それに対し、今回購入した”Bグレード”のピストン53.96mmですが、予定ではグラファイトコーティング層が0.01mmのっている考え”53.97㎜”と予想されていたのですが・・・計測すると53.97~53.98㎜位と微妙な数値で(私も急ぎ測った時にそんな気がしてました)、シリンダーとのクリアランスを計測したら0.045mm前後の数値が得られたそうです。
ピストンの数値が多少あいまいなのは、ピストンのスカート部にグラファイトコーティングが施されているのですが、どうもこのコーティングが0.01~0.015㎜くらいあるのか?、ピストンの計測する部分が形状的にピストンリング部からピストン下方にテーパー状になっていて測りずらい為なのか定かではありませんが、最初に購入したピストン”53.98㎜”より0.02㎜小さいタイプと言う事でこのまま組み込む事になりました。
それに、このグラファイトコーティングは馴染めば取れてしまいそうな雰囲気があります。

そこで、もう少しピストンのグラファイトコーティングを調べてみると・・・
T96
Wossnerの場合は、モリブデン系のグラファイトコーティングの様でして、コーティングの厚みはWossnerに限らず一般的に”0.005~0.015㎜”くらいだそうです。そう考えれば今回計測した2種類のピストンの実測値は箱書きのピストン径にその厚み分をプラスした数値になっていたのは納得出来る話しになります。
そして、そのコーティングはそれほど強固な物でなく、その効果は日本とヨーロッパではコンセプトが違い、ヨーロッパでは慣らし運転が終わるまでのピストン・シリンダーの保護が目的の一つで、いずれ摩耗して剥がれる事でシリンダーと母材を守り、初期馴染を良くしその内に当たりが付く!って事だそうです。
コーティングにより初期のクリアランスが狭くなると言う事も想定した上でコーティング膜厚を考慮してるとか、更にはコーティングにはフリクションロスの低減、圧縮漏れの低減、慣らし運転の短縮等々少なからず効果あるとの事でした・・・

以上の事から・・・
コーティングの被膜が初期のクリアランスを狭くする事も考慮してたり、慣らし運転中のピストン・シリンダーの保護をしつつ、当たりを付けながら剥がれる事も想定してるとなると・・・・
コーティングの被膜の厚さを今更ながらクリアランスに考慮しなくても良いように感じて来ますね~coldsweats01
実は、2個目のピストンを選ぶ際にシリンダーの実測径が54.02㎜だったので、Wossnerピストンのクリアランス0.05㎜を引くと正確にはピストンサイズは”Cグレード53.97㎜”を選ぶべきなのですが・・・
今回・・・最初に購入した53.98㎜のピストンがコーティングの被膜の為か約53.99㎜の実測値を得た事からシリンダー径54.02㎜から0.06㎜マイナスした53.96㎜を選んだという理由の他に・・・
実は2個目のピストンを手配する際に、”PJME”の即出し在庫に53.96㎜しかなかった事も選んだ理由なんです。
53.97㎜を頼むと更に約2日掛かると言われてました。
それなら、クリアランスが狭くなる方向より0.01㎜程度ならクリアランスが大きくなる分には問題ないだろうと言う事での選択だったんです。
この辺の選択は自己責任の上での判断って事になりそうですね~~


シリンダーの内部を更にアップ・・・
Q5
左の大きな穴とその両サイドの小さな穴が排気ポート・・・EXH(エグゾースト)の文字と←が見えます。それより1段下側にある穴は掃気ポートになります。

同じく左が排気ポートで、それ以外は掃気ポートですか・・・
Q6
ピストンには軽くオイルが塗られてる様です・・・

シリンダーヘッド・・・
Q7
スラッジは除去され綺麗になってます。

インテークマニホールドは・・・
Q4
シーラーで処理されてます。

装着されてるリードバルブ・・・(画像はショップさんから拝借)
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ショップの傍らには・・・
Q8
熱で焼け取れていた耐熱半艶ブラック塗装は・・・もう少し耐熱温度が高い艶消し耐熱塗装に・・・

そのやや下には・・・
Q9
次回装着する、ブリヂストン”S21”が見えますね~~

これから先の作業・・・エンジン吸排気系廻りからラジエター装着、カウル類装着ともう少し掛かりそうですが、今週末から来週半ばまで天候も悪そうだし慌てる事も無いし・・・他車の作業も大変そうなのでゆっくりお願いしています。



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メンテナンス」カテゴリの記事

コメント

こうやって拡大されたピストンを見ると、丁寧な仕上げがされてますね。
私のキットのピストンは、面取り仕上げがいい加減で、シャープな角があちこちに残っています。
それをペーパーで削って仕上げるのも楽しみのうちだからそれでいいのですが、このピストンはそんな加工が一切いらない感じですね。さすがです。

コーティングですが、私のは1000キロで開けたらきれいにはがれ落ちていましたよ。

☆ハンサムラミーさん、ピストンは私が見る範囲では綺麗に面取りされバリが出ている様子はなかったです。
”Wossner”はその点の品質においては問題ない気がします。
私も削ったりペーパーや油砥石で磨いたり手仕上げするのは嫌いではありませんが、手を施さないのであればそれはそれで嬉しいですね!^^
このクラスのピストンのコーティングってそんな程度なんでしょうね。でも、処理されてるだけでも有り難いのでしょうね~^^

そろそろ組み上がってるでしょうか?
それぞれが綺麗に仕上がってますが、
仕事が丁寧なんですね。

ゾフィさん、進捗具合が気になるでしょう。
できれば作業を見ておきたいですね。

☆ななくまさん、昨夜、会社帰りに店の前を車で通った時に横目で見るとリフトに上がってました。
出来れば見たかったのですが作業を止めることになるので店舗には伺いませんでしたが、そろそろ組み上がってるのかな~^^;
私が言うのもなんですが、お仕事はとっても丁寧で細かいショップさんですよ~^^

ゾフィさんこんばんは。
このショップさんは丁寧な仕事をする信頼できることろで羨ましいです。
私の近くにはそのようなショップさんとは縁がなかったようで、自分でやったほうがまだましと思う始末…。
整備に出すとどこか緩んで帰って来たり、整備に出す前より汚くなって帰って来たり、オーバーホールに出すとからなず何処か漏るのはどうにかしてほしいところです。
エンジンの腰下とフロントサスペンションのオーバーホール以外は自分でやるつもりですが、ショップに出すにも有名なプロショップに出すつもりでいます。
関西にはろくなバイク屋がないのかと思うけどそんなはずはないと思うんだけどなぁ…。

☆猫Rさん、丁寧なお仕事するショップさんで助かってます。
ただ、新旧問わず、日本車に限らずBMWやドカ、ハスクバーナ、KTM、モトグッチ、トライアンフ、なんかも扱われてますが・・・
アプリリアのバイクは無いみたいですね~^^;
そこで色々な資料を持って打ち合わせしますが、お一人で経営されている忙しいショップさんなのでどうしても打ち合わせが行き違う事もありご迷惑もかけてます。
フロントサスペンションのメンテナンスも難しいそうですね・・・
お隣に北九州市にバイクの足回り専門店があります。経営されてる方はバイクタイヤメーカーのテストライダーの方の様でRSも扱われたことが多々ある様でそういう専門店で見て頂けると安心ですよね~^^

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